【パパママ必見】小学校でプログラミング必修化!今後の対策は?
2020年から小学校でプログラミングの必修化が行われる。
どうしてプログラミングを学ぶ必要があるのか?
元プログラミング講師(小・中学生対象)で現役高専生の私なりの意見を書いていこうと思う。
また、プログラミングの教材や教室なども紹介しています。
また、こんなこと知っとるわ!って方は目次から適宜飛ばして下さいな〜
そもそもプログラミングってなんぞや??
簡単にいうとコンピュータへ命令するための手順を記した文章がプログラムです。
そのプログラムを書く作業などをプログラミングといいます。
プログラムは無数にあり人間と同じようにコンピュータにも理解できる言語が異なります。
この言語のことをプログラミング言語という。
現在では300以上あるのではと言われています。
TIOBE Softwareの2019年8月の発表によれば、そうそうたるメンバーが名を連ねている。
- Java
- C
- Python
- C++
- Visual Basic .NET
- JavaScript
- C#
- PHP
- Objective-C
- SQL
しばらくこれを眺めてたけど、
使ったことないねぇ言語ばっかだぁ〜
という薄っすい感想しか出てこなかった、、、
もっとこうランキングについて説明とかできればいいんですけどね、、
どうしてプログラミングを学ぶ必要があるのか?
文部科学省のHPをバーっと眺めてみたんですが、社会的な背景が大きいようです。
文部科学省は具体的に小学校でのプログラミング教育の必要性を下記のように説明しています。
・家電や自動車をはじめ身近な多くのものにコンピュータが内蔵
→ 人々の生活を便利で豊かに・ コンピュータをより適切、効果的に活用していくためには、その仕組みを知ることが重要
・ コンピュータはプログラミングで動いている
文部科学省 HP
→コンピュータの仕組みを知る
→より主体的に活用できる
小学校プログラミング教育の趣旨と 計画的な準備の必要性について(1)
簡単まとめると、
技術進歩が目まぐるしいなか、一般人は高度な技術を簡単に扱えるようになります。
だからと言ってその中身を知らなければ、これらの技術を活用できず、未来の技術を作り上げていく技術者がいなくなってしまいます。
といった感じでしょう。
これらのことから、小学校にプログラミング教育の必修化を行うというとのことです。
小学校での具体的な学習内容
では、具体的にどんなことが必修となるのだろうか?
を見てみると、、
実はプログラミングの授業をするわけではありません。
いつプログラミング教育をするか?
各授業のツールとしてプログラミングを取り入れ、学習の手助けをしようという試みみたいです。
手引きをよく読んでみると
学習指導要領に例示されている単元にプログラミング教育を取り入れる必要があるそうです。
具体的には
- 算数
- 理科
- 総合的な学習
また以下のようにプログラミングに関する学習活動をA〜F分類しています。
なので、先程の3つの単元は「A」に分類されます。
また他の単元にもプログラミング教育を取り入れることが可能であり、使える場面で分類されているといった感じだろうか。
このように、ある程度各校で自由にプログラミング教育を実施することが可能となります。
プログラミングによって授業の幅が広がる一方
プログラミングの知識がない先生とかは大変そう、、
先生の負担は増やさないようにしてあげて〜
具体的な授業例に関しては「小学生を中心としたプログラミング教育ポータル」なるサイトで紹介しています。
例えば算数の授業でプログラミングを用いて正多角形を描くなどの例があげらています。
他にも音楽の授業などで「くりかえし」いわゆる「loop」を用いてリズムを奏でる事例などが紹介されていますね。
どんな教材が使われるの?
これも明確に決められておらず、各校で決められるよう。
また紹介されているすべてのプログラミング言語がビジュアル型です。
さすがに小学生にはコードをゴリゴリに書くのはきついかぁ、、、
プログラミング言語の詳しい内容は先ほど紹介したサイト
「小学生を中心としたプログラミング教育ポータル」に記載されています。
また、私のサイトでもLEGO社のEV3 マインドストームのプログラミングブロックの解説を行っています。
このマインドストームも文部科学省がプログラミング言語の一例としてあげています。
このページは結構こだわってるいので、ぜひ見てもらいたい。 ↓↓
結局どうすればいいの??
プログラミング教育といっても、なんか対策しなくてはいけないの?と思う保護者の方は多いかもしれないです。
個人的には何もしなくてよいと思います。
僕も高専に入って初めてプログラミングをやりましたし、、(笑)
最近はプログラミング教室なども
時代の流れか最近はプログラミング教室など多くなってきましたよね。
この流れに乘って私もプログラミング教室で小学生を対象に1年半ほど教えていました。
(やめた理由はきかないでね、、)
もちろん今の子供たちが興味を持ってプログラミング教室で学ぶのは嬉しいです!
しかし無理にやるというのはちょっと違うと思います。
結局、親に無理やりやらせてる子って続かないんですよね。
通わせるなら教室選びを慎重に!
あと通わせる教室も慎重に選んだほうが良いですね。
個人的には子供の好奇心とかアイディアを引き出して、一緒になって取り組んでくれるような教室がいいと思います。
(これがまた難しいんだけどね!)
教室によってはゴリゴリに授業みたいな感じで、やっていて生徒たちは楽しくなさそうです。
せっかく興味を持ってきたのに授業がガチなせいで、プログラミングが嫌いになってしまうなんて、、
だからと言って自由にやらせるのも違うしね、、
このメリハリが教えているとき一番難しかったですね~
無料のプログラミングツール
最近は子供向けのプログラミングツールなどを無料でインストールできます。Scratchとかとか
このようなものからお子さんに触れさせて、興味をもってから教室に通わせてみてはいかがでしょうか??
家庭用プログラミング教材
また、家でも教材を購入して学習することも可能です。
私の教室では上の2つの会社の教材を使っていました。わかりやすかったですよ。
(これを言ったらバレるかな??)
プログラミング教室
前で述べたように教室は雰囲気で選ぶのが重要です!
ある教室では子供達の出る大会のプログラムを先生たちが作ってるなんて教室もあります。
そんなのことして子供達は楽しいと思うのかな?
それに全く子供達の為にならならい!!
まあ、プログラミング教室なんて無数にありますしね~
ということで体験教室に行って雰囲気を確かめてから入るのが一番です!
最後に
自分の言いたいこと書きまくってましたが、どうだったでしょうか?
正直ソフト(プログラミング)が重視されることはとても嬉しいことです!
しかし、最近はハード(機械)が軽視されている印象があります。
ものづくりをするときには、どちらも欠けてはならないものです。
機械の特徴を最大限に生かすのがプログラミングだと思っています。
しかしハードがなくてはプログラミングできません。
プログラミングだけでなく、機械のからくりなどにも興味を持ってもらえると嬉しいです。
~ コンセプト ~
ものづくりのハードルを下げたい!
【現在のキャリアと実績】
1998年生まれ。高専生。専門はロボットハンドの開発。中学2年時にケニアでボランティアを経験。高専3年(高校3年)時にはシンガポールで海外インターンを経験。
現在は高専で学生をしながら、ベンチャー企業で新製品の設計や個人のWebサイトを運営しております。
小規模なWeb制作の依頼も承っております。
機械の設計、電気回路、プログラミングなどの”ロボット”全般に関する知識があります。