「ロリータ」を見て

 

 「ロリータ」(1962)

 スタンリー・キューブリック監督

 ウラジミール・ナボコフ脚本

 この作品は以前ゲオで「レオン」を借りる際にみつけて原作のウラジミール・ナボコフ「ロリータ」が好きだったことから映画も見てみたいと思った。スタンリー・キューブリックが監督をしていることを後から知ったが、名前は聞いたことがあってもこの監督がどんな作品で有名なのか知らなかったから、おおまかな人物についてウィキペディアで調べた。

スタンリー・キューブリック(1928年7月26日-1999年3月7日)は、アメリカ合衆国の映画監督、脚本家、プロデューサーである。写真雑誌『ルック』のカメラマンとして働いたのち、短編ドキュメンタリー映画を自主製作し、長編第1作の『恐怖と欲望』で本格的に映画監督としてデビューした。1960年代以降はイギリスに活動の場を移し、ハリウッド資本で『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』『シャイニング』などを発表した。商業性が重視されるハリウッドの映画監督でありながら、多様なジャンルで芸術性の高い革新的な映画を作り、映画史における最も偉大で影響力のある映画製作者の一人として度々言及されている。監督だけでなく脚本、撮影、編集、製作までも一人でこなす作家的姿勢、独自のリアリズム、ブラックユーモア、ユニークな撮影手法、シャープな映像感覚、大規模な舞台装置、そして刺激的な音楽手法で知られる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/スタンリー・キューブリック

 スタンリー・キューブリックの作品で知っていたものは今回見た「ロリータ」のほかに2019年に続編「ドクター・スリープ」が作られた「シャイニング」と、原作アントニー・バージェスの「時計じかけのオレンジ」だ。「シャイニング」は見たことはないが、↓の有名なシーンの画像で知っていた。

出典:映画.com

 「時計じかけのオレンジ」はもともと原作が好きで映画も去年見た。この記事では詳細は省くけれど、かなり過激な内容なので暴力や性描写が特に苦手でない人にしかおすすめしない。

 前置きがずいぶん長くなってしまった。さて「ロリータ」という作品だが、この作品はロリータコンプレックス(いわゆるロリコン)という言葉の語源になった小説を映画化したものだ。

 主人公ハンバートは仕事のため下宿候補を探しているときに、宿主シャーロットとその娘ドロレス(愛称ロリータ)に出会う。ロリータに一目ぼれしたハンバートは彼女と一緒にいたいという理由だけで、シャーロットと結婚ししばらくは平穏な日々を過ごしていた。しかしある日ロリータへの恋情を書き綴っていた日記をシャーロットに見られたことで蜜月は終わり、ロリータとの関係も絶たれるかと思われたが、突然のシャーロットの事故死によりハンバートはロリータの継父としての権利を得る。ロリータとの関係を深めたかったハンバートは近所付き合いがある土地を捨て二人でアメリカ中を旅する。

 小説は623ページもある長編で(新潮社、平成18年11月1日発行)すばらしい作品ではあるのだけど、なかなか読むのに骨が折れるしストーリーを追うのも大変だったので、今回映画を通してもう一度「ロリータ」に触れることができてよかった。今度は違う出版社、翻訳者の「ロリータ」を読んでみてもいいかもしれない。

ロリータを買う

コメントを残す